Tamriel(タムリエル)最高峰であるThroat of the World(世界のノド)の登山口に位置する寒村、Ivarstead。 製材所と酒場、農場など数軒の建物があるだけで、一見何の変哲もない村である。 しかし村に滞在してクエストをこなし、村人を観察するうちにいくつかの謎が垣間見える。
軽度の知的障害を持つ中年ノルドの浮浪者。 廃屋から離れずに一日のほとんどを寝ているか廃屋の近くに佇んで過ごしている。 知的障害が先天性であるかどうかは不明。
死亡、または行方不明。ノルドである以外は全くの謎。
名前はRayda(レイダ)。錬金術の材料を採集して生計を立てていた。
ほぼ背景の説明はされない。(Nazirも知らない?) 動機も依頼者も不明。単純殺害の他、特別な指示なし。
Klimmekと同居しているノルド。 一日の大半をVilemyr Innで過ごしている。 プレイヤーが村を訪れた理由を詮索する。 酒場にいる時、ランダムでWilhelmとの意味ありげな会話が発生する。 The Book of Love を完了するとプレイヤーの選択に拘わらずRiftenへ移住する。
Jofthorの妻。ノルド。 不審点はないが、別れ際にプレイヤーに対して村を去るよう忠告をする。
JofthorとBotiの娘。ノルド。 退屈な村に辟易している。不審点なし。 The Book of Love を完了するとプレイヤーの選択に拘わらずRiftenへ移住する。
製材所で働くウッドエルフ。プレイヤーに対して友好的。不審点なし。
Fellstar Farm(フェルスター農場)のオーナー。ノルド。Botiの夫。 農作業に従事。よそ者を嫌い、娘を束縛したがっている。 別れ際に"ここには何もない"などとプレイヤーに対して不審な発言を行う。
High Hrothgar(ハイ・フロスガー)へ食料を運ぶ配達人。ノルド。 一日の大半を廃屋の監視に費やしており、 配達はプレイヤーに依頼して実際に行うことはない。 Narfi死亡後は監視をやめ自宅に引き篭もる。 Narfiの生死に関わらず、夜間は自宅前の路上に立つ。 居候のBassianus Axiusと同居している。 極めて不審。
Vilemyr Innのウェイトレス兼リュート演奏者。ノルド。 本名はSvidi。Sibbi Black-Briar(シビ・ブラック・ブライア)に命を狙われているが謎とは無関係。 不審な点なし。
製材所の女性オーナー。ノルド。熊による材木被害に悩んでいる。 不審な点はない。
酒場兼宿屋であるVilemyr Inn(ヴァイルマイヤー)の店主。ノルド。 Narfiの妹に関して湖の島の洞窟での死亡を示唆し、 遺体を捜索するプレイヤーのミスリードを誘う発言を行う。 Riftenの道具屋、Pawned Prawnの店主Bersi Honey-Handとは友人。
上記、暗殺の被害者。
酒場の店主、Wilhelmの証言では湖の島に向かったとされるが、 実際に発見できる位置は村の直近であり橋の下。Klimmek家の右手でもある。 また島の近くで溺死し、村まで流される可能性は水流上有り得ない。 実際に潜って確認すると、水は橋から湖の方向へ流れている。
不明。溺死して沈み発見されなかったにしては水深が浅く流れもゆるやかなため、疑わしい。 またKlimmek家の直近、橋の下で死亡するのは衛兵の巡回ルートを鑑みると困難である。 死亡前に発見されるはずであり、更に死亡すれば浮かび衛兵に発見される。(誰かが故意に沈めた?) 時間経過による堆積の可能性もあるが、白骨化した遺体が半ば川底の土に埋まっている。
既に白骨化しているため不明。
濃厚と言わざるをえない。
ネックレスは遺体の首に掛けられているべきで、鞄に入っているのは不自然。 殺害後、証拠品を残すことでの犯行の露見を恐れて鞄に入れた可能性あり。
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図1 早朝から監視を行うはずのKlimmekのAIスケジュールが変更されている。
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図2 遺体が沈んでいる場所はちょうどKlimmekの自宅横である
Klimekは昼過ぎの昼食以外、朝から夕方6時までの日中を製材所横の河原にて過ごす。 常に川向こうの廃屋の方向を向いており、突き飛ばしても全く同位置の同方向に立ち戻る。 Narfiが死亡した後はこの監視スケジュールが消滅する。Klimekは明らかにNarfiの監視を行っている。 プレイヤーに配達を依頼するのはNarfi監視のために村を離れられないからであるとも推測できる。
第四紀、200年代初頭のDark BrotherhoodはListenerを失っており、聖餐を感知できない。 専ら依頼者が聖餐を繰り返し街の噂になって初めて暗殺者を遣わすのが慣わしとなっている。 つまり、村人たちは誰が黒き聖餐を行い、誰がNarfiの殺害を望んだかを知っていることになる。 宿屋の主人がプレイヤーに偽の情報を吹き込むのも、村人がよそものを嫌うのもこのためだろう。
直接黒き聖餐を実行したのは状況からKlimekであると思われるが、 古くから住む村人のほとんどが未必にNarfiの死を望んでいることになる。
Klimekは廃屋の監視を終え宿屋で食事を取ったのち、自宅前の道路で監視を再開する。 遺体の沈んでいる橋のすぐそばであり、これは遺体の発見を恐れていると解釈できる。 Narfi死亡後もこちらの監視だけ続けるのも説明がつく。
Narfiは妹と二人暮らしであったと推測されるが、 廃屋の土台から考えれば二人が暮らせる生活スペースは存在しない。 対して居候のBassianus Axiusと二人で暮らしているKlimekは単身者だが、 自宅のサイズは二人で暮らせるほどの大きさで、ベッドも二つあつらえてある。 更にKlimekは配達人を自称しているがゲーム中で配達を行うことはなく、 居候であるBassianusも特に労働や事業を行っている様子はないが、 配達報酬としてプレイヤーに1000gold支払うなど比較的裕福な暮らしをしている。 妹を殺害し、知的障害者のNarfiから家と財産を騙し取った可能性が浮上する。
直接の実行犯はKlimekであると推測されるが、彼個人に限定する証拠はない。 遺体捜索の際に嘘をついたWilhelm、よそものを追い出そうとするJofthor、 村を訪れた理由を詮索するBassianus Axius、その他知らぬふりを決め込む村人たち。 これらの村人のほぼ全員に共犯の可能性があることになる。
蛮行の露見を恐れたKlimekが暗殺を依頼したのだとすれば、 それを知っているであろう村人が暗殺される可能性は高いと思われる。 製材所で働く新参の村人が事件を察知し、衛兵に相談した場合も同じである。
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農家の親父がプレイヤーキャラクターを追い出したがっていたり Klimmek が監視していたり 明らかに島から外れた場所に Nalfi の妹の白骨死体が沈んでいたりするのは Nalfi の妹を何らかの理由で殺害したのが Ivarstead の住民だからなのでは? 宿の親父が島がどうとか島のダンジョンが危険だとかいうのも明らかに嘘ではないのか?
だから監視し、よそものは追い出し、島に危険があって死んだと嘘をつく? 殺人事件であることが露見することを恐れて関係者が殺害を依頼した?
- 犯人が一人とは限らないのでは?
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このAIPackageが実行されなくなる条件は無く、ただスケジュールが週休2日なだけである