TES5_Skyrimとは のバックアップ(No.40)

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The Elder Scrollsシリーズとは Edit

The Elder Scrollsシリーズはオープンワールド(箱庭ゲーム)のシングルプレーヤー用アクションRPGです。自由度の高さとグラフィックの美しさ、活発なModコミュニティに定評があり、多くのファンを獲得しています。
Mundus星系の2つの月を持つ惑星Nirn上に存在する大陸Tamrielを舞台に、物語は展開されます。TamrielはCyrodiilを中心とした9つの地方で構成されています。第一作のArenaでは、Tamriel大陸全体を舞台として、皇帝に成りすまして帝国を支配しようとする陰謀を、第二作のDaggerfallでは大陸の北西High Rock地方での反乱を、第三作のMorrowindでは大陸の北東Morrowind地方のVvardenfell島での大混乱を、第四作のOblivionはCyrodiilを舞台に、皇帝を暗殺したカルト集団と手を握った邪神の侵攻を食い止める戦いを、それぞれ別人の「素性の知れぬ元囚人」を主人公としています。

シリーズ一覧 Edit

年表名称プラットフォーム説明
1994年The Elder Scrolls: ArenaMS-DOS版Tamriel全土が舞台
1996年The Elder Scrolls II: DaggerfallMS-DOS版BretonとOrcの故郷High Rockと、Redguardの故郷Hammerfellが舞台
1997年The Elder Scrolls Legends: BattlespireMS-DOS版
1998年The Elder Scrolls Adventures: RedguardMS-DOS版
2002年The Elder Scrolls III: MorrowindWindows版, Xbox版Dunmer(ダークエルフ)の故郷であるMorrowindのVvardenfell島が舞台
2002年The Elder Scrolls III: TribunalWindows版, Xbox版 (Game of the Year Editionのみ)Morrowindの拡張パック
2003年The Elder Scrolls III: BloodmoonWindows版, Xbox版 (the Game of the Year Editionのみ)Morrowindの拡張パック - Vvarenfell島の北西、Skyrimの北東のNordが住まうSolstheim島を舞台にしたSkyrimに非常に気候・風土が似ている世界
2003年The Elder Scrolls Travels: StormholdJava ME(携帯電話向け)
2004年The Elder Scrolls Travels: ShadowkeyN-Gage
2004年The Elder Scrolls Travels: DawnstarJava(携帯電話向け)
2006年The Elder Scrolls IV: OblivionWindows版, Xbox 360版, PlayStation 3版Cyrodiilが舞台
2006年The Elder Scrolls IV: Knights of the NineWindows版, Xbox 360版, PlayStation 3版Oblivionの拡張パック
2007年The Elder Scrolls IV: Shivering IslesWindows版, Xbox 360版, PlayStation 3版Oblivionの拡張パック
2011年The Elder Scrolls V: SkyrimWindows版, Xbox 360版, PlayStation 3版

TES5:Skyrimとは Edit

The Elder Scrolls V: SkyrimはThe Elder Scrollsシリーズの第5作目にあたります。Oblivionから200年が経ったCyrodiilの北方Skyrim地方が舞台です。皇帝の暗殺で帝国は不安定になっており、Skyrimでもこの地で多数を占めるNordの王が暗殺されて帝国からの独立派と帝国派による内戦が発生しています。Elder Scrollsの予言にあった破壊の神Alduinの復活が現実のものとなり、Alduinはドラゴンの姿でSkyrimの街や村を破壊し始めるが、それに立ち向かうことができるのはドラゴンの血脈を持つある元囚人だけであった・・・というのが物語の始まりです。

ゲームは英語版がPS3、XBOX360、PCのプラットフォームで2011年11月11日に発売されます。日本語版はPS3、XBOX360のプラットフォームで2011年12月8日に発売予定です。

The Elder Scrollsシリーズの魅力 Edit

『美しい世界を望むか? 広大な世界を望むか? 自由な世界を望むか?
万引きをしてみたいか? 暗殺者のギルドに入ってみたいか?
自分だけの魔法を、アイテムを作ってみたいか?
海岸を歩きながら、貝殻の中に潜む真珠を見つけてみたいか?
ヴァンパイアに血を吸われ、自分もまたヴァンパイアになってみたいか?
何十もの街があり、何百ものDungeonがあり、数限りないQuestがある。
さまざまな種族があり、さまざまな人がおり、さまざまなMonsterが、さまざまなEventがある。
すべてが君のすぐ目の前にある。あとは好きにするがいい。
RPGはもう飽きたと思うかね?
なら最後にOBLIVIONを試してみるといい。』
※Morrowindスレより

紹介記事 Edit

開発者 Edit

トッド・ハワード(Todd Howard、1971年?~)はBethesda Softworksに所属するゲームデザイナー。TESシリーズの第一作「Arena」から作品の開発に関わっている。当初は数多くいるデザイナーの一人に過ぎなかったが、作品が進むにつれプロジェクト・マネージャーへ昇進し、さらにMorrowindの公式ModであるBloodmoon以降は最高責任者であるエグゼクティヴ・プロデューサーを務めている。

ヴァージニア州生まれ。子供の頃はウィザードリィ・シリーズやウルティマ3などをやりこんでいた。地元の大学で経済学を専攻した後にBethesdaに入社した。

エグゼクティヴ・プロデューサーとしてクレジットされた「The Elder Scrolls IV: Oblivion」が2006年に発売されると、この作品は大ヒットしその年のGame of the Yearを初め多くの賞を受賞するなど批評家からも高く評価され彼の名も広く知られるようになった。ゲーム雑誌の記事やインタビューも数多くこなしゲームショーなどにも積極的に参加している。

TESシリーズの他にBethesda Softworksが開発した有名タイトルとしては「Fallout 3」(2008年)がある。FalloutシリーズはBlack Isle Studiosが開発しInterplay Entertainmentから販売されていたが、2004年にBethesda Softworksに権利が譲渡された。Bethesda Softworksの親会社はZeniMax MediaでBethesda Softworksの創業者が作った会社である。ZeniMax MediaはBethesda Softworksのほかに、DOOMおよびQuakeシリーズで知られるid Softwareも所有している。

スカイリムを巡る勢力 Edit

帝国(The Imperial)
かつてはタムリエル全土を支配していたが、200年前のオブリビオンの動乱以後、政変や反乱が相次ぎ支配力が低下している。
30年前のアルドメリ自治領との大戦ではスカイリム、ハンマーフェルと共に辛くも勝利するが、休戦の条件である白金協定が更なる混乱を呼ぶ。
現皇帝はタイタス・ミード2世。
ストームクローク(Stormcroak)
帝国からスカイリム独立を掲げるノルド人勢力。タロス神への信仰が特に厚く、白金協定に反発している。
リーダーはウィンドヘルム首長のウルフリック・ストームクローク。ノルド人以外へは排他的で、彼の治める要塞ではダークエルフの難民問題が起こっている。
アルドメリ自治領(Aldmeri domonion)
サマーセット島にあるハイエルフの組織。
30年前にエルスウェーア、ヴァレンウッドと同盟を結び帝国を相手に大戦争を繰り広げた。現在は休戦中、表面上は友好関係を結んでいるが…。
同じサマーセットの組織サイジック会とは微妙な関係。
サルモール(Thalmor)
そのアルドメリ自治領を強大にした組織。目立った活動は白金協定前後からだが、存在自体は古くからある組織。
スカイリムに大使館があることからも、サルモールがアルドメリの代表的組織であることが伺える。
フォースウォーン(Forsworn)
マルカルス(リーチ地方)の先住民族。「真のリーチの民」としてノルド人からリーチの奪還を目的としている。
大戦争のスキをついて、一時的にマルカルスを奪取。しかし大戦から帰還したウルフリック率いる軍によって鎮圧され、マルカルスを追われる。
鎮圧の恩賞としてウルフリックはタロス信仰の許可を帝国に要求し認可されるが、アルドメリ自治領が反発、帝国は認可を取り消しウルフリックらを逮捕する。
この事件がストームクローク結成につながる。
ファルマー(Farmer)
元はスノーエルフと呼ばれる種族。現在は地上のもの全てを憎み、無差別に襲いかかってくる。
数千年前にノルドとの戦いに敗れ、ドワーフに助けを求めたが、見返りとして奴隷にされた。
反乱を危惧したドワーフたちによって失明させられ、ドワーフたちが滅びたあともドワーフの遺跡(あるいは地下洞窟)で生活している。

さらに詳しく

Skyrim(スカイリム)以外の国ってどうなってるの? Edit

Cyrodiil(シロディール、インペリアルの国)
前作(4作目)の舞台、Tamriel(タムリエル)全土に影響力を持つ強国(だった)。
Akatosh神の結界の要である皇帝の血筋、アミュレット、ドラゴンファイアを有していたが現在は全て消失。
ハイロック、ハンマーフェル、スカイリムを傘下に収めていたが白金協定によってハンマーフェルを手放すことになり、さらにタロス信仰の禁止でスカイリムも内戦状態。
200年前(前作)での大国の面影がないほど大きく弱体化した。
複数のエルダースクロールを書庫に保管していたが、アルドメリによる白金塔侵攻の際に消えてしまったと伝えられている。
Morrowind(モロウィンド、ダークエルフの国)
デイドラ・シェオゴラスが落とし、トリビューナルが封じていた巨大隕石があったが、トリビューナルが消えた影響で隕石落下が再開。
衝撃により、タムリエル最大の山レッドマウンテンが噴火。舞い上がった灰のせいで人が住めない環境になった上にそこを狙ってアルゴニアンが侵攻してきた。
隕石、噴火、戦争の大災害によって国民の大半が難民化。
ただし、国土の全てが滅びてしまったわけではなく、スカイリム国境近くのソルスセイム島などではまだダークエルフが生活している。
Summerset Isle(サマーセット、ハイエルフの国)
詳細不明。アルドメリ、サルモールの情報は豊富だが、意外なことにサマーセット島の情報は少ない。
Valenwood(ヴァレンウッド、ウッドエルフの国)
アルドメリ自治領に加わっている。
Elsweyr(エルスウェーア、カジートの国)
カジートは月の影響を受ける種族で月に対する様々な伝説や習わしがあるのだが、第4期98年に二年に渡る皆既月食が発生。
混乱の真っただ中にサルモールが魔術で月を復活させた事により(真偽は不明だが)急速にサルモールに接近。
帝国領だったがアルドメリの傘下に。アルドメリに抵抗する勢力もあったが鎮圧された。
Hammerfell(ハンマーフェル、レッドガードの国)
帝国領だった部分をアルドメリに割譲される。しかしレッドガードたちは了承せず、アルドメリと戦争に突入。
「緑の夜」と呼ばれるほど激しい魔法攻撃を受けたが、なんとか独立した。
Black Marsh(ブラックマーシュ、アルゴニアンの国)
独立しただけでなく、侵攻でモロウィンド南部獲得。戦乱を嫌った一部がスカイリムに流れてきている。
前作のアーティファクト「ウンブラの剣」を核とした浮遊都市"Umbriel"が出現。モロウィンドへと北上した。(小説:The Infernal City)
High Rock(ハイロック、ブレトンの国)
帝国領維持。ブレトン人でプレイするとゲーム開始時に「貴族のゴタゴタから逃げてきたのか?」と心配されるため、多少だが情勢不安らしい。

第4紀とは? Edit

前作のTESIV:Oblivion(オブリビオン)で皇帝セプティム家最後の生き残りマーティン・セプティムが死亡したため、セプティム王朝は終焉を迎えた。
それによって新たな世紀が始まり、それが第4紀と呼ばれる。
今作Skyrim (スカイリム)の時代は第4紀201年からスタート。およそ前作の200年後にあたります。

何で白金協定でサルモールはTalos (タロス)信仰禁止にしたの? Edit

Talos(タロス)は皇帝タイバー・セプティムであり、死後に神格化された元人間。
タロスを信仰禁止にされるのは帝国にとって大きな屈辱であり、内外にサルモールと帝国の力関係を示すことになる。
また、群雄割拠していた当時の大陸を統一してセプティム朝を起こして帝国建国を成し遂げたこと人物である。
大陸統一は偉大な功績だがハイエルフにとっては征服者であり、寿命の長いハイエルフはその恨みを忘れずにいたため。
(ダークエルフのバレンジア女王はタロスの時代から第4作目の時代までを生きている。人間にとっては何百年も前のことだが、エルフ種にとっては自分あるいは親の世代の出来事なのだ)

神の呼び名が微妙に違うんだけど? Edit

各国で同じ神の事を違う名前、違う解釈で信仰してたりする。
また、完全に同一かというと微妙に怪しいところがあり、前作まではシロディールのAkatosh神はスカイリムのAlduinと等しいとされていた。

エルダースクロール(星霜の書)とは? Edit

デイドラやエイドラすら超越した力、過去現在未来全ての"運命"の書。
前作Oblivionでは盗賊ギルドクエストで多くのことを知ることができる。
今作では3本の星霜の書が登場するが、帝国の白金の塔には壁一面に星霜の書が収納された書庫があった。

また、予言は秘められた力の一部であり、特に興味深いのが「星霜の書によって予言され、実現した事件は改ざんできない」という特性がある。
「どんな言葉で表現しようとも、読み取った人物は同じメッセージを受け取る」らしい。(クエスト中に拾える小さなメモの記述なので、正式な設定かは不明)
実際、オブリビオンの動乱をサルモールが改ざんしようとしたが(事件の英雄は自分たちだと主張し、異を唱えるものには制裁を加えた)
現在でもクヴァッチの英雄(前作の主人公。オブリビオンの動乱を終結させた)の物語は語り継がれている。


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