読み物/Ivarstead考察 のバックアップソース(No.16)

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* Ivarstead(イヴァルステッド)における謎 [#x0d2cc28]

** 概要 [#a5085b31]
 Tamriel(タムリエル)最高峰であるThroat of the World(世界のノド)の登山口に位置する寒村、Ivarstead。
 製材所と酒場、農場など数軒の建物があるだけで、一見何の変哲もない村である。
 しかし村に滞在してクエストをこなし、村人を観察するうちにいくつかの謎が垣間見える。


** 関連クエスト [#ccebfa4f]
- [[The Straw that Broke>クエスト/Ivarstead/The Straw that Broke]]
- [[Kill Narfi>クエスト/Dark Brotherhood/Kill Narfi]]

** 疑問点 [#p5881795]

*** Narfi(ナルフィ)とは何者か [#y5d700d0]
- Narfiという人物
 軽度の知的障害を持つ中年ノルドの浮浪者。
 廃屋から離れずに一日のほとんどを寝ているか廃屋の近くに佇んで過ごしている。
 知的障害が先天性であるかどうかは不明。
- Narfiの家族
 死亡、または行方不明。ノルドである以外は全くの謎。
- Narfiの妹について
 名前はRayda(レイダ)。錬金術の材料を採集して生計を立てていた。
- Dark Brotherhoodによる暗殺指令
 ほぼ背景の説明はされない。(Nazirも知らない?)
 動機も依頼者も不明。単純殺害の他、特別な指示なし。
*** Ivarstead住民の不審点 [#r019c005]
- Bassianus Axius(バシアヌス・アキシウス)
 Klimmekと同居しているノルド。
 一日の大半をVilemyr Innで過ごしている。
 プレイヤーが村を訪れた理由を詮索する。
 酒場にいる時、ランダムでWilhelmとの意味ありげな会話が発生する。
 The Book of Love を完了するとプレイヤーの選択に拘わらずRiftenへ移住する。
- Boti(ボティ)
 Jofthorの妻。ノルド。
 不審点はないが、別れ際にプレイヤーに対して村を去るよう忠告をする。
- Fastred(ファストレッド)
 JofthorとBotiの娘。ノルド。
 退屈な村に辟易している。不審点なし。
 The Book of Love を完了するとプレイヤーの選択に拘わらずRiftenへ移住する。
- Gwilin(グウィリン)
 製材所で働くウッドエルフ。プレイヤーに対して友好的。不審点なし。
- Jofthor(ジョフサー)
 Fellstar Farm(フェルスター農場)のオーナー。ノルド。Botiの夫。
 農作業に従事。よそ者を嫌い、娘を束縛したがっている。
 別れ際に"ここには何もない"などとプレイヤーに対して不審な発言を行う。
- Klimmek(クリメク)
 High Hrothgar(ハイ・フロスガー)へ食料を運ぶ配達人。ノルド。
 一日の大半を廃屋の監視に費やしており、
 配達はプレイヤーに依頼して実際に行うことはない。
 Narfi死亡後は監視をやめ自宅に引き篭もる。
 Narfiの生死に関わらず、夜間は自宅前の路上に立つ。
 居候のBassianus Axiusと同居している。
 極めて不審。
- Lynly Star-Sung(リンリー・スター・サング)
 Vilemyr Innのウェイトレス兼リュート演奏者。ノルド。
 本名はSvidi。Sibbi Black-Briar(シビ・ブラック・ブライア)に命を狙われているが謎とは無関係。
 不審な点なし。
- Temba Wide-Arm(テンバ・ワイド・アーム)
 製材所の女性オーナー。ノルド。熊による材木被害に悩んでいる。
 不審な点はない。
- Wilhelm(ウィルヘルム)
 酒場兼宿屋であるVilemyr Inn(ヴァイルマイヤー)の店主。ノルド。
 Narfiの妹に関して湖の島の洞窟での死亡を示唆し、
 遺体を捜索するプレイヤーのミスリードを誘う発言を行う。
 Riftenの道具屋、Pawned Prawnの店主Bersi Honey-Handとは友人。
- Narfi
 上記、暗殺の被害者。
***遺体に関して [#k0c922ac]
- 遺体の位置
 酒場の店主、Wilhelmの証言では湖の島に向かったとされるが、
 実際に発見できる位置は村の直近であり橋の下。Klimmek家の右手でもある。
 また島の近くで溺死し、村まで流される可能性は水流上有り得ない。
 実際に潜って確認すると、水は橋から湖の方向へ流れている。
- 死亡時の状況
 不明。溺死して沈み発見されなかったにしては水深が浅く流れもゆるやかなため、疑わしい。
 またKlimmek家の直近、橋の下で死亡するのは衛兵の巡回ルートを鑑みると困難である。
 死亡前に発見されるはずであり、更に死亡すれば浮かび衛兵に発見される。(誰かが故意に沈めた?)
 時間経過による堆積の可能性もあるが、白骨化した遺体が半ば川底の土に埋まっている。
- 死因
 既に白骨化しているため不明。
- 他殺の可能性
 濃厚と言わざるをえない。
- 鞄に入ったネックレス
 ネックレスは遺体の首に掛けられているべきで、鞄に入っているのは不自然。
 殺害後、証拠品を残すことでの犯行の露見を恐れて鞄に入れた可能性あり。
***有志による現場写真 [#n7594f70]
http://cyclotron.mine.nu/up/skyrim/src/skyss0501.jpg
図1 早朝から監視を行うはずのKlimmekのAIスケジュールが変更されている。
http://cyclotron.mine.nu/up/skyrim/src/skyss0502.jpg
図2 遺体が沈んでいる場所はちょうどKlimmekの自宅横である

**推論 [#j0d6f19a]
***Narfiの殺害を望んだ者は誰か [#da8a0a3b]
- Klimekによる監視
 Klimekは昼過ぎの昼食以外、朝から夕方6時までの日中を製材所横の河原にて過ごす。
 常に川向こうの廃屋の方向を向いており、突き飛ばしても全く同位置の同方向に立ち戻る。
 Narfiが死亡した後はこの監視スケジュールが消滅する。Klimekは明らかにNarfiの監視を行っている。
 プレイヤーに配達を依頼するのはNarfi監視のために村を離れられないからであるとも推測できる。
- 黒き聖餐
 第四紀、200年代初頭のDark BrotherhoodはListenerを失っており、聖餐を感知できない。
 専ら依頼者が聖餐を繰り返し街の噂になって初めて暗殺者を遣わすのが慣わしとなっている。
 つまり、村人たちは誰が黒き聖餐を行い、誰がNarfiの殺害を望んだかを知っていることになる。
 宿屋の主人がプレイヤーに偽の情報を吹き込むのも、村人がよそものを嫌うのもこのためだろう。
- 誰がNarfiの死を望んだか
 直接黒き聖餐を実行したのは状況からKlimekであると思われるが、
 古くから住む村人のほとんどが未必にNarfiの死を望んでいることになる。
***Raydaを殺害したのは誰か [#x608b137]
- 挙動不審なKlimek
 Klimekは廃屋の監視を終え宿屋で食事を取ったのち、自宅前の道路で監視を再開する。
 遺体の沈んでいる橋のすぐそばであり、これは遺体の発見を恐れていると解釈できる。
 Narfi死亡後もこちらの監視だけ続けるのも説明がつく。
- 自宅のサイズと財産
 Narfiは妹と二人暮らしであったと推測されるが、
 廃屋の土台から考えれば二人が暮らせる生活スペースは存在しない。
 対して居候のBassianus Axiusと二人で暮らしているKlimekは単身者だが、
 自宅のサイズは二人で暮らせるほどの大きさで、ベッドも二つあつらえてある。
 更にKlimekは配達人を自称しているがゲーム中で配達を行うことはなく、
 居候であるBassianusも特に労働や事業を行っている様子はないが、
 配達報酬としてプレイヤーに1000gold支払うなど比較的裕福な暮らしをしている。
 妹を殺害し、知的障害者のNarfiから家と財産を騙し取った可能性が浮上する。
- 犯人は一人とは限らない
 直接の実行犯はKlimekであると推測されるが、彼個人に限定する証拠はない。
 遺体捜索の際に嘘をついたWilhelm、よそものを追い出そうとするJofthor、
 村を訪れた理由を詮索するBassianus Axius、その他知らぬふりを決め込む村人たち。
 これらの村人のほぼ全員に共犯の可能性があることになる。
***事件は終わっていない [#pdf0e451]
- 連続する可能性
 蛮行の露見を恐れたKlimekが暗殺を依頼したのだとすれば、
 それを知っているであろう村人が暗殺される可能性は高いと思われる。
 製材所で働く新参の村人が事件を察知し、衛兵に相談した場合も同じである。

* 2ch本スレ The Elder Scrolls V: SKYRIM その115 より ログ抜粋とまとめ [#ke5e9a49]

&color(red){'''以下の内容はまだ未整理です。ただ2chの内容を切り抜きするだけではなく、記事を読みやすく、わかりやすく、面白くなるように雑多な内容を整理をすることが求められています。'''};

** Ivarsteadの廃屋に住んでいる物狂いで乞食のNalftは誰が Dark Brotherhoodに依頼したのか? [#s93e0e39]
-  従妹はもしかしたら他殺だっのか?
--  だとしたら嘘をついているのは宿屋の主人
-  一部が異常によそものを嫌っているのも疑問が残る

- そもそも何故 Nalfi の家は廃屋なのか?
- そして存在していたという家族の死因が不明
 
-  宿屋父親は娘が外に出るのを異常に嫌がっている? (キューピット役を頼まれるMaraのDaedric Quest関連)
-- 「おんだの村だべよぞもんはででけ!村のもんはずーーーっど村にいんべ!」というタイプ? 
-- 駆け落ちの手引きしてもと助力するとか言ってる妻が嫌な感じになりそうなので、そもそも Riftenに行って幸せはありえないのではないのか?
-  Ivarsteadに登山して物資届けるクエストのKlimmek も 何故か毎日毎日Nalfiの廃屋を河原で監視している。
- Nalftの家が廃屋になっていて家族が死んでいるのは不幸があったとして
 農家の親父がプレイヤーキャラクターを追い出したがっていたり Klimmek が監視していたり
 明らかに島から外れた場所に Nalfi の妹の白骨死体が沈んでいたりするのは
 Nalfi の妹を何らかの理由で殺害したのが Ivarstead の住民だからなのでは?
 宿の親父が島がどうとか島のダンジョンが危険だとかいうのも明らかに嘘ではないのか?
-- 島の洞窟は Skeever (鼠) 程度しかいないし、縦穴が空いているだけである。
-- Nalfiが知的障害を持っているのが本当かどうか確証が持てないのでは?
 だから監視し、よそものは追い出し、島に危険があって死んだと嘘をつく?
 殺人事件であることが露見することを恐れて関係者が殺害を依頼した?
- 依頼として、 Black Sacrament (黒き聖餐) をやったという噂が立つほど何度も繰り返した奴がIvarstead の住民のなかににいる。

- 妹は、Geirmund's Hall (ゲイルムンドの間) がある島へ素材集めに行ったっきり帰って来なかった
-- Geirmund's Hall (ゲイルムンドの間) 自体は封印されてて、入り口付近にSkeever (スキーバー) が居る程度
-- 素材取りに出かけるのに、Skeever (スキーバー) に抵抗できないほど無防備ということはないのでは?
-  もし Skeever に殺されたとしても、川の流れは村から島に向かっており、遺体があったのは村と島の間。
-- なぜ川上側に遺体があるのか?
- ちょうど村の橋から落ちて、軽く流れた程度の位置の川の底に白骨死体がる。
-  川の流れは、潜っても体が流されない程度なので、あの辺りに沈んでても不思議はないのでは?
- 小島に行くなら、船だろうと泳ぐんだろうと、橋のど真ん中から飛び込みはしないだろう。
- 前述の通り流れは緩やかで、溺れるって状況はなかなか考えにくい。
- あの辺りに遺体が沈んでても不思議は無いって言ったけど、よく考えたらそれは橋から落ちて、まったく動きもせず、そのまま沈んだら、の話である。
-  Nalfiの妹が川に落ちた時には既に死んでいた。死体が自力で落ちることはないから、落とされたときに死んだか?

- 村人達のよそよそしい雰囲気。兄Nalfiへの殺人依頼。
-  宿屋の親父がクロとすると全て解決する・
--  だが村はずれの遺跡の鍵をくれた
-- その遺跡では透明薬飲んで幽霊のふりしてたら、妄想にとりつかれて本当に幽霊になったと思い込んだパラノイアがいる。
-- 彼が幽霊ではない根拠は、彼を殺したときに Ash Pile にならないことでわかる。
-- なぜ遺跡の爪を、彼ではなく宿屋の親父が持っているのか?
- 親父は幽霊にも怯えていた。
- 怪しいKlimmek は 何の仕事をしてるのかもよくわからないが毎日毎日何時間もNalfiの廃屋を監視している
--  それは Nalfi が正気に戻るなりしてGuard (衛兵) に通報されるのを恐れているのでは?
- 農家の親父がNalfiの妹をレイプしたことが原因か?
-- または何らかの対価を提示して断られて逆上というパターンか?
- Nalfiの周りで死人が多い。 Nalfiの両親も死んでいる。実はNalfiが実の妹を殺した犯人では?
 - 犯人が一人とは限らないのでは?
- Nalfi も実は Dark Brotherhoodに殺されて川に捨てられた?
- 本人達の自覚の有無に関わらず 、Nalfi の両親も実はDark Brotherhood の仕業で家族単位で誰かにとって都合の悪いことを見たか知っていたのでは?
- Riften の質屋のカウンターにお詫びの手紙がある。
--  この手紙の送り主は Ivarsteadの宿屋の親父のWilhelm。
--  墓場は危険だから俺は行きたくない、もうしわけない、といったことが綴られている。
-- もともと先祖伝来とか何らかの形で親父が持っていたのでは?
-- 皮肉なことに宝を独り占めしたくて遠ざけていた相手が鍵を持っていた
http://cyclotron.mine.nu/up/skyrim/src/skyss0501.jpg
 

** Nalfiを殺したころころしたあとはKlimmek は監視をやめる? [#eaded617]
- 暗殺後、監視をしていた中年の男はずっと家に鍵かけて引き篭もリはじめて、夜だけ酒場に行く毎日に切り替わった。
-  一通り中年の男を監視したところ、家の中にも、怪しい物品は何も無し
- 家の裏手の位置関係は次の画像の通り :  http://cyclotron.mine.nu/up/skyrim/src/skyss0502.jpg

** 初期にこの記事を書き起こした編集者にとっての結論 [#rdfedac4]
- Klimmek の「監視」云々は「釣り」のモーションが仕様上再生されていないだけというオチであると初期の編集者は主張。
- Nalfi 殺害後も、とくに Klimmek  の生活AIに変化はないのを確認済みと初期の編集者は主張。
-- (NPC Editor等で開いてみると、IvarsteadKlimmekFishingPackageというAIに基づく行動をしている。
- 食べたり飲んだり以外の特殊AIは設定されていない。

** IvarsteadKlimmekFishingPackage [#mab2d9ef]
http://cyclotron.mine.nu/up/skyrim/src/skyss0972.jpg
このAIPackageが実行されなくなる条件は無く、ただスケジュールが週休2日なだけである

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