Note/MOD/Tool
初めに †
2011年11月19日現在、Skyrimに対応したModやセーブデータを弄る為のToolはまだまだ少数です。
目次 †
総合 †
略称 NMM 。SkyrimのMODダウンロードサイトSkyrim Nexusと連動しており、 Skyrim Nexus に公開されている、各ダウンロードサイトにある、 DOWNLOAD WITH MANAGER をクリックするとこのツールが起動し、即座に、予め指定しておいてディレクトリにダウンロードが始まります。ダウンロード後は、OblivionのMODを管理できるツールOBMMの影響を受けて開発されたツールのためか、OBMMとほぼ同じような使い方ができます。
Oblivion、Fallout 3などにも対応しており、起動時に、Skyrim、Oblivion、Nehrim、Fallout 3、New Vegasなど、どのゲームのMODを管理するか問い合わせてきます。
- OBMMのように、複数のファイルから構成されるMODを1つのファイルにまとめることができます。
- Oblivion用ですがOBMMに対応したomodファイルを読み込める機能もあるようです。
- 2011年11月29日現在も開発が進んでいます。
- Wiki内の解説ページ:MOD/Tool/Nexus Mod Manager
ModとSavefileを管理するツール。
Oblivion Wiki JP内の解説ページ。
Unicode エラーと警告対策 †
Wrye Bash 295.2でUnicodeエラーまたは警告が表示された場合、Wrye Bash のダウンロードサイトの OPTIONAL FILES から Wrye Python 05 をダウンロードしてインストールしてください。これはWrye BashのPython版にのみ有効です。
以下はその他のやり方による対応策であり、Wrye Python 05が登場する前に起きたときの対応策例です。
- Wrye Bash 295-2で「UnicodeDecodeError: 'charmap' codec can't decode byte 0x81 in position 28: character maps to <undefined>」で起動しない場合
(以下の修正で解決する為にはインストール時にPython versionを選択する必要がある。)
96 名前:名無しさんの野望[] 投稿日:2011/12/08(木) 21:39:43.83 ID:f9WIZg4F
俺もBashを日本語化した英語蔵で起動できなかったから、
Wrye Bash Debug.batで起動してログ取ってみたら、どうやら文字化け?してるっぽい。
しょうがないんでMopy\bash\bolt.pyの2606行周辺にある、
value = unicode(cstrip(value),'cp1252')を
value = unicode(cstrip(value),'cp1252','ignore')に置き換えたら普通に起動するようになったわ。
UnicodeDecodeError: 'charmap' codec can't decode byte 0x81 in position 28: character maps to <undefined>
↑こんなエラー吐いた奴はぜひ試してくれ。
Wrye Bash 295.2にアップデートするとBAINのインストール優先度情報がリセットされてしまう †
Wrye Bash 295.1よりも古いバージョンからインストーラーを使って295.2にアップデートすると、
C:\Program Files (x86)\Bethesda Softworks\Oblivion Mods\Bash Installers\Bash
にある以下のファイルが上書きされてしまいます(拡張子bakはdatを上書きする直前にバックアップされるファイル)。
- Converters.dat
- Converters.dat.bak
- Installers.dat
- Installers.dat.bak
これが上書きされるとBAINで管理していたMODのインストール優先度がアルファベット順にリセットされ、MODにインストール済みを意味する+記号が消えて、何をインストールしたかという情報も消えてしまい、Anneal機能が有効に働かなくなってしまうようです。
バックアップや復元機能を使ってこのファイルを上書きする前のファイルに復元しても、バージョン295.2は、295.0以前のものとは互換性がないのかWrye Bashを起動するたびに新しいフォーマットに上書きしようとして初期状態に戻してしまうようです。
もしこの症状が発生した場合は、MODを再度管理し直すか、Wrye Bashを295.2をアンインストールして295.0にダウングレードすれば解決します。
注意 : このダウングレードはこれから新規にBAINでMODを管理する人や、BAINで管理しているMODが少ない人は無理に実行する必要はありません。BAINで管理している、ファイル競合が激しいMODが膨大にある人向けです
OSがWindows Vista/7でもし、Installers.datとConberters.datファイルのバックアップを取るのを忘れた場合、OSの復元機能を使ってファイルを復元できます。
- まずWrye Bashを終了します。その理由は終了するたびにこれらのファイルが変更されてしまうのを防ぐためです
- Wrye Bash 295.2をアンインストールします
- インストーラー版を使ってインストールしているばらば、スタートメニューからWrye Bashを選びUninstallをクリックしてアンインストールを開始してください
- Pythonソース版やStandalone版を使ってる場合は、Wrye Bash 295.2のアンインストールはここではスキップします
- Wrye Pythonを使っている場合や、Python本体やPythonのライブラリを自分でインストールしている場合は、それらをアンインストールする必要はありません
- Converters.dat, Converters.dat.bak, Installers.dat, Installers.dat.bak のファイルを右クリックしてプロパティを開きます
- [以前のバージョン]タブをクリックして、Wrye Bash295.2をインストールする前の日時のファイルを探します
- このとき、自分が過去にWrye Bashをアップデートした時間帯を思い出しながら、Installers.datとInstallers.dat.bakのうち、アップデートした日時が近いものを探します
- 日時が近いものがわかったらそのファイルを再び調べて、[プロパティ] → [以前のバージョン]タブで、その日時の版を選んで、コピーをクリックして適当なディレクトリに一時的にコピーします
- このときそのファイルの拡張子が .dat.bak ならば、拡張子を .dat にリネームしてください
- この手順は、Converters.dat, Converters.dat.bak に対しても同様に行ってください
- Wrye Bash の旧バージョン 295.0をダウンロードし、インストールします。
- ここでインストールするものはインストーラー形式でもPython版でもStandalone版でも何でも構いません
- 適当なディレクトリにコピーしたInstallers.dat と Converters.dat ファイルを、 C:\Program Files (x86)\Bethesda Softworks\Oblivion Mods\Bash Installers\Bash に上書きコピーします
- Wrye Bashを起動し、Installer タブを開いて、パッケージのインストール優先度やインストール済みの可否の情報が元に戻ったことを確認できれば復元・ダウングレード成功です
Mod関連 †
詳細はMOD/Tool/BOSSをご覧ください。
- 登録されているMODデータベースに基づいてMODのロード順を自動的に適切に変更してくれるツール。
- OblivionのBOSSをSkyrimに対応させたもの。略称BOSS。
- 2011年11月19日現在はまだ対応しているMODは10もありません。Skyrim対応版TES Construction Setが登場すればこれからMODが増えて、マスターリストに項目も増えるでしょう。
- 使用方法は、TESV.exeがあるディレクトリにBOSSという名前のディレクトリを作り、その中に解凍して出来たファイルをコピーしBOSS.exeまたはBOSS GUI.exeを起動するだけでよい。
- GUIに対応している(BOSS GUI.exeを実行)。
- ロード順の変更を行ってくれるほか、このプログラムを実行後に作成されるBOSSlog.htmlファイルには各MODに関するコンフリクト対策、同時に入れるべきではないMOD情報、CTD対策、推奨される代替MODなどを教えてくれます。
- このツールはMODの名前ではなく、単純にesp/esmファイル名だけでMODを認識し、esp/esmファイルのロード順を変更するだけのものなので、 MOD の esp/esm ファイルは、インストールする時にファイル名を変更すると、 BOSS の masterlist.txt が認識してくれなくなります。 認識してもらうには、esp/esmファイル名を正式なファイル名に戻すか、 定められた構文規則に従ってuserlist.txt というファイルを作成して新しい名前のesp/esmファイル名文字列を記入する必要があります。
- このツールは定期的に masterlist.txt ファイルが更新されています。BOSSを起動するたびに自動的にmasterlist.txtがアップデートされます。新しいMODを導入するときは定期的にBOSSを実行しましょう。
- 将来的には、まだ登場していない、Skyrim版Wrye Mash、Wrye Bashたる Wrye Smash(仮) にも対応するようです。
4GBパッチ/ツール(Large Address Aware関連) †
※Version1.3.10より公式で4GB対応したため、最新環境ではこれらのツールを使う事は無いと思います
このカテゴリにあるツールは32bitアプリケーションにおけるメモリ使用量の上限(2GB)を4GBまで拡張するものです。32bitOSやシステムメモリの搭載量が4GB以下の環境では逆に不安定要因になるので導入しないことをおすすめします。
お使いのPCのWindowsOSの種類や搭載メモリついてはシステムのプロパティ(コントロールパネル>システム)で確認できます。
- Windows XPの場合、OSの32bit/64bitは表示されませんが基本的に32bit版と思われます。
- Windows Vista/7の場合、「実装メモリ」にWindowsが認識する物理メモリ搭載量*1が、「システムの種類」にOSの32bit/64bitが表示されます。
- メモリ使用量が2GBで頭打ちになっている TESV.exe を4GBまで拡張するツール。
- 使い方は同梱されているEXEファイルを実行するだけで済みます。
- 多言語対応の4GBパッチ。
- こちらはTESV.exeを書きかえるのでゲーム本体のアップデートで現バージョンが使えなくなる可能性があります。
その他 †
任意NPCの様々な属性やスキル・装備・外観・AI等をカスタマイズする外部アプリ。
ダウンロード後適当なフォルダに解凍しexeを実行、NPCを選択して変更したい項目をカスタマイズ後"Create Mod"をクリックするとespファイル(及び外観を変更した場合はmeshesフォルダとnifファイル)が生成される。適用方法は他のMODと同様。カスタマイズ内容によっては正常に動作しない可能性があるので、MOD適用直前のセーブデータを残しておいてからテストするのが安全。
MOD適用ががゲーム内で反映されない場合はNPCを再起動してみる。具体的には「そのNPCがいない場所で」コンソールコマンド"RefID.disable"と"RefID.enable"を続けて実行する。例えばLydiaの場合下記。
- a2c94.disable
- a2c94.enable
BSA Unpacker は、 ( 64bits版Windows の場合 ) C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\skyrim\Data ディレクトリにあるBSAファイルを展開するツール。
このBSA UnpackerはTES IV: Oblivion用に作られたものですが、TES V: Skyrimでも一部のBSAファイルに対して利用可能です。
使用法 †
- ダウンロードして解凍したファイルの中にある BSAUnpack.exeをダブルクリックして起動し、[Open]をクリックして展開したいBSAファイルを選ぶ
- Unknown version numberとポップアップウィンドウで警告が表示されることがあるがそのまま「はい」を選ぶ
- この時点で Unable to open archive. File was not a varid BSA archive. と表示される BSA ファイルは、残念ながらこのツールでは展開することができません (例 : Skyrim - Interface.bsa)
- 展開されるファイルが一覧表示されるので、一覧からファイルを選んで Extract ボタンをクリックするか、Extract Allボタンを押して一覧にある全てを展開する
- 展開先を問い合わせてくるので、展開先ディレクトリを指定して「OK」をクリックすると展開が完了する。
- Skyrimはフルスクリーン状態でのAlt-Tabでウィンドウを切り替えた際の挙動が非常に悪い。かと言ってウィンドウモードでプレイすると枠が煩わしい。
- このツールはウィンドウモード時にある枠を削除する。これにより、ウィンドウモードの最大解像度で遊ぶとAlt-Tabの挙動を改善しながら実質フルスクリーンでプレイできるのだ。
- 使い方は "SBW.exe"を "TESV.exe"のあるディレクトリにコピー、"SBW.exe"を実行するだけでよい。
- なお、上記の4GB SkyrimやSKSEを自動で認識し起動する。
VLC Media Plaer (VLCメディアプレイヤー) はSkyrim を直接ゲームとして楽しむツールではありませんが、SkyrimのBGMやサウンドを再生することができるメディアプレイヤーです。
Skyrim のBGMは、従来のTES IV: Oblivionとは違い、インストール先にMP3ファイル形式では配布されておらず、 ( 64bits版Windows の場合 ) C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\skyrim\Data ディレクトリの Skyrim - Sounds.bsa という名前のBSAファイルの中に、拡張子 .xwm のファイルとして曲が入っています。
この xwm ファイルを再生できるメディアプレイヤーが、この VLC Media Player です。
SkyrimのBGMをこの VLC Media Player で再生するには、 Skyrim - Sounds.bsa ファイルをBSA Unpackerなどで展開して、xwmファイルを抽出してください。それから VLC Media Player を起動し、[メディア]タブから[ファイルを開く]で曲をひとつ選ぶか、[フォルダを開く]で一挙に複数のBGMをリストに入れて再生します。
- DirectX SDKに含まれるxwmaencode.exeを利用すれば xwm を wav に変換することが出来ます。コマンドラインツールなので利用するには多少の知識が必要ですが、TheNexusForumにバッチファイルを用いて複数のファイルを一括変換する方法を丁寧に解説した投稿があります。*2
参考ウェブサイト †
グラフィックやオーディオ設定を行う外部ツール。
SkyrimPrefs.iniを直接いじらないとならないものをこれ1つで簡単に設定できる。
アンチエイリアスやテクスチャクオリティなどはプレビュー画像を見ながら設定できる。