Note/MOD
SkyrimにおけるMOD †
MODが使える環境 †
MODが使えるのはPC版、XBoxOne版、PlayStation4版。
PC版ではSKSEや多くのMODが英語版を前提に作られており日本語版では動かない。
MODを使いたい場合は事前に「英語版の日本語化」が必要となる。
XB1とPS4でのMOD使用はThe Elder Scrolls V: Skyrim CS版MOD@wikiが詳しい。
MODの互換性 †
SkyrimLE用のMODがSkyrimSEで使えることもある。
LEとSEのMOD互換性についてはSkyrim MOD作成WikiのSkyrim Special Editionページがわかりやすい。
同様にSkyrimSE用のMODがSkyrimVRで使えることもある模様。
スクリプト拡張 †
SKSE等の詳細はMOD/スクリプト拡張を参照。
作成(改造) †
MOD作成についてはSkyrim MOD作成Wikiが詳しい。
武器のダメージを増やす、といったちょっとした改造であればツールを使って比較的手軽にできる。
(LE版のツールはTESVEdit、SE版はSSEEdit)
配布(入手) †
ネット上の様々な場所で配布されている。
代表的な配布場所を以下にピックアップする。
コミュニティー系 †
- NEXUS MODS (英語)(無料)(SE)(LE)
- 代表的な大規模MODコミュニティーのひとつ。
MOD登録数は2018/6現在、LE向けが57000個、SE向けが12000個ほど。
アダルトカテゴリーのMODをダウンロードするには無料のユーザー登録が必要になる。
NMMおよびその後継のVORTEXというオリジナルなMOD管理ツールも無料公開している。
弱点は英語のみなこととアダルトに弱いところ。
https://www.nexusmods.com/skyrim LE向け
https://www.nexusmods.com/skyrimspecialedition SE向け
- MODデータベース (日本語)(SE)(LE)
- ユニークなサイトで、前述のNEXUSのMODすべてを閲覧でき、それぞれにユーザが日本語で説明文を追加できる。
MODのダウンロードはリンクされているNEXUSのダウンロードページから行う。
NEXUS側で登録もしくは更新されたMODがあれば短時間でコチラにもそれが反映される。
有志によるMODの日本語化も盛んで、NEXUSの弱点の一つを解消していることとあわせ、日本人MODユーザーの強い味方。
ご新規プレーヤーがSkyrimにはどんなMODがあるのかを知るのにも便利。
http://skyrim.2game.info/ LE向け
http://skyrimspecialedition.2game.info/ SE向け
- Lovers Lab (英語)(無料)(SE)(LE)
- NEXUSとは別の意味で代表的な大規模MODコミュニティーのひとつ。
アダルトに強くセックスMODが有名。非アダルトMODもある。
ダウンロードするには無料のユーザー登録が必要。
弱点は英語のみなところ。
https://www.loverslab.com/
- TESLab (日本語)(LE)
- 上記LoversLabのSexLab Frameworkを中心とする日本語まとめWIKI。
LoversLabの弱点を解消してくれる心強いサイト。
ダウンロード自体はリンクしているLoversLabから行う。
http://seesaawiki.jp/teslab/
- ALL THE FALLEN (英語)(無料)(SE)(LE)
- アダルト専門の総合コミュニティー。
SkyrimのMODは「GAMEMODS」ページや「FORUM」ページでダウンロードできる。
ロリータ系に強い。
https://allthefallen.ninja/
パブリッシャー系 †
- Bethesda.net (日本語)(無料)(SE)(PS4)(XB1)
- 発売元であるBethesdaが運営しており利用するには無料のBethesda.netアカウントが必要。
PS4版とXB1版でMODを使う場合、事実上Bethesda.net経由のみとなる。
ブラウザもしくはゲーム内から使うものでSkyrimSE自体に機能としても組み込まれている。ゲーム起動後のタイトルメニューの「MOD」から使う。
対応しているのはSkyrimSEでSkyrimLEでは機能自体がない。
MOD登録数は2018/6現在、PC版3900個、PS4版3400個、XB1版7300個ほど。
https://bethesda.net/ja/mods/skyrim アカウント作成は右上の「ログイン/登録」から。
- Creation Club (英語)(有料)(SE)(PS4)(XB1)
- こちらもBethesdaが運営しており、同じくアカウントが必要。
Bethesda製MODと同社の審査を通ったユーザー製MODが登録されており、すべて有料。
やはりSkyrimSE自体に機能として組み込まれており、タイトルメニューの「Creation Club」から使う。
なおすべての対応機種において日本語版では使用できない。対応機種の英語版および「英語版の日本語化」を行ったPC版でのみ使用できる。
SkyrimのMOD界において有料MODはここのみ。しかし登録されているMODは非常に少ない。
ディストリビュータ系 †
- Steam Workshop (日本語)(無料)(LE)
- SkyrimのプラットフォームであるSteam(Valve)が運営している。
Steamクライアントで使用する。ライブラリのSkyrimページ中段の「ワークショップを閲覧」から。
SkyrimLE向けとなっておりSkyrimSE向けは無い。
MOD登録数は2018/6現在、28000個ほど。
https://steamcommunity.com/app/72850/workshop/
利用 †
手順 †
MODを楽しむまでの以下手順について注意点を説明する。
1.探す
2.ダウンロードする
3.配置する
4.有効にする
5.ゲーム内で確認する
ちなみにBethesda.net、CreationClubおよびSteamWorkshopを使えば手順の1から3までが含まれる
またMOD管理ツール(NMMやModOrganizer)は手順の2から4までが含まれる。
- 1.探す
- 前述の「配布(入手)」を参照。
- 2.ダウンロードする
- ダウンロードするMODファイルは、7z、zip、rar等で圧縮されていることが多い。
その場合は次の「配置する」の前に解凍するという手順が加わる。
- 3.配置する
- インストール方法については何かしらの方法でMOD作者が用意しているので、これに従いファイルを配置する。
基本的にはDATAフォルダもしくはそのサブフォルダに配置することになる。
- 4.有効にする
- LEの場合は「SkyrimLauncher.exe」で起動したランチャーの「DATA FILES」から有効にする。
SEの場合はゲーム起動後のタイトルメニューの「MOD」から「T ロード順」を選び有効にする。
- いずれの場合にしてもMODの並び順(ロード順、ロードオーダー)は重要な意味を持つ。
並び順が適切でない場合はそのMODの機能が有効にならなかったりCTDに繋がる。
手動で並び順を変更できるとはいえ、特に複数のMODを使う場合はロードオーダーを最適化してくれるLOOTを使用する。
- 5.ゲーム内で確認する
- 複数のMODを入れる場合はMODを一気に入れて最後にまとめて確認するのではなく、MODを一つ入れて確認、を繰り返すほうが無難。
手間を惜しんで底無し沼にハマらないように。
MODの日本語化 †
日本語対応のMODもあるが、多くは英語MOD。
英語MODはxTranslatorという翻訳ツールを使い日本語化する。
なお翻訳は前述のMODデータベースで盛んに行われている。
MOD自体が初めてのプレーヤー向け †
MODとは「modification」(変形)の略。
オリジナルのゲームには無い要素を加えるファイルのこと。ゲーム改造ファイル。
MODはメーカー製のものとユーザー製のものがある。
広い意味ではどちらもMODだが、前者はDLC、パッチ、アドオン、公式MODなどと呼ばれ、単にMODという場合は後者を指すことが多い。
MODの取扱はメーカーによって異なり、一切禁止する場合もあれば一定条件のもとに許可する場合もある。
許可している場合も、メーカーがMODによるトラブルや質問を受け付けるわけではなく、MODのサポートはMOD作者が行うか、MODユーザー同士で行われている。
MODを使うことによって問題が発生することもありえる。
使う時は常に自己責任。必要であればバックアップをとるなど自己防衛を。
たとえMODのバグであろうと、問題が起きたからと言ってMOD作者に文句をいうのはお門違い。
ゲームの権利はゲーム製作会社が、MODの権利はMOD作者が持っている。
あるゲーム(MOD)のデータを勝手に自作のMODに流用し配布する、といった行為は権利侵害になる。
そういう事をしたい場合は、権利保持者から事前に許可をもらったうえで実施する。